今回は、わんちゃんに食べさせてはいけない食べ物を紹介します。
わんちゃんを飼ったことがある人には常識なのかもしれませんが、初めてわんちゃんを迎える人は意外と知らない人が多いと思います。正直、私もまったく知りませんでした。
おつまさんが、その辺の知識があっていろいろと教えてもらって助かりました。
(とらちゃんが。。。)
ほっ
はじめに
基本、わんちゃん用のドッグフード、わんちゃん用のおやつだけを与えるのがベストなのですが、どうしても季節の初物なんかおすそ分けしたくなりますよね~
スイカとか梨とかね~
ただ、おつまさんも知らないもの、食べれるけど大量にあげちゃいけないものなどいろいろありますので、初めての食材はネットで「犬 〇〇〇 食べれる」などで検索してからあげるようにしてます。
そこで、いろいろ調べた結果をまとめたものになります。
今回紹介するものは身近なもので特に危険なものなので、食べこぼしの拾い食いや保管場所にも十分に注意しましょう。
また、もし食べてしまった場合、食べた量やわんちゃんの体質によっても症状の出方や発症するまでの時間がかわるので、自己判断はせずに、まずはかかりつけの動物病院に相談したほうが安心です。
※基本加熱することを前提にしてましたので、生卵、生肉、生の魚介類は入れてませんでした。
危険! わんちゃんが絶対に食べてはいけない食べ物
まずは、わんちゃんが食べてしまうと命の危険がある食べ物を紹介します。
ネギ類(玉ネギ、長ネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウ、ミョウガ、など)
生はもちろん、加熱しても毒性が消えないらしいので注意。
また、ハンバーグ、ソース、ケチャップ、ドレッシングなどの加工食品にも含まれていますので要注意。
症状:嘔吐、下痢、貧血、胃腸炎、アレルギー症状、など
ぶどう、マスカット、レーズン
生はもちろん、干したレーズンもNG。
パンやお菓子に入っているレーズンの食べこぼしにも要注意。
症状:嘔吐、下痢、意識不明、急性腎不全、など
チョコレート、ココア
クッキーなどにも小っちゃいチョコチップが入っていたり、公園などには子供の食べ残しが落ちててそれを拾い食いなど要注意です。
症状:嘔吐、下痢、動悸、痙攣、心不全、など
キシリトール
人間の歯みがき粉やガムに入ってるのはよく耳にしますね。直接わんちゃんにあげるようなものではありませんが、歯磨き中に口からボタボタこぼしたり、ガムなどポロリして誤飲させないように注意しましょう。
また、甘味料としてお菓子にひっそり入っていることもありますので要注意。
症状:嘔吐、低血糖、痙攣、意識不明、急性肝不全など
アルコール(お酒)
お酒だけではなく、コロナ禍での手のひらの除菌スプレー、ウエットティッシュなどにもアルコールが含まれているものがありますので要注意です。
症状:嘔吐、急性アルコール中毒、昏睡、心肺機能低下、など
カフェイン(コーヒー、お茶類)
大量に摂取するとカフェイン中毒で窒息するおそれもあり要注意。
症状:嘔吐、下痢、不整脈、呼吸不全、痙攣、など
アボカド
栄養満点でわんちゃんにもよさそうですが、強い中毒症状を起こすおそれがあります。
症状:嘔吐、下痢、胃腸炎、呼吸困難、アレルギー症状、など
マカダミアナッツ
強い中毒症状を起こすおそれがあります。
また、他のナッツ類も、脂質が多いため、消化不良による下痢、軟便、カロリーも高いので肥満、高脂血症の原因になります。
症状:嘔吐、下痢、食欲不振、腹痛、など
銀杏
強い中毒症状を起こすおそれがあります。
あまりメジャーな食材ではありませんが、銀杏並木を散歩中の拾い食いには要注意。
症状:嘔吐、痙攣、呼吸困難、など
要注意! 犬に過剰に与えると危険な食べ物
わんちゃんが食べ過ぎると危険な食べ物をまとめましたが、どのくらいなら大丈夫かは、わんちゃんの大きさや体質、体調によっても変わってきますので、何も危険をおかしてまであげなくてもって感じです。
基本的に、こちらに記載した食べ物もあげないようにしましょう。
牛乳
消化できずに下痢をしますのでわんちゃん用のものをあげましょう。
症状:軟便、下痢、嘔吐、など
アロエ
わんちゃんが食べ過ぎると下痢や嘔吐を起こします。
症状:下痢、嘔吐、腸の炎症、腎炎、など
香辛料(わさび、唐辛子、コショウ、からし、など)
刺激が強く、食べ過ぎると胃腸障害など消化管へ大きなダメージをおこします。
症状:下痢、嘔吐、胃腸炎、腎炎、など
魚介類(イカ、タコ、エビ、カニ、貝類、など)
イカ、タコ、貝類全般は消化が悪く、食べ過ぎると消化不良を起こし、下痢や嘔吐の原因になります。
また、わんちゃんに限ったことではありませんが、カニ、エビは、アレルギーの原因になる場合があり、アレルギー症状を起こすと、場合によってはアナフィラキシーショックにより死に至る可能性もありますので、あげないのが無難です。
症状:嘔吐、下痢、胃腸炎、呼吸困難、アレルギー症状、など
お菓子(せんべい、スナック類、など)
人間用のお菓子は、カロリーが高く、塩分、糖分も多いため、食べ過ぎると内臓にダメージをあたえます。
症状:内臓疾患、高血圧、肥満、糖尿病、など
注意が必要な食べ物
鶏の骨
鶏の骨は縦に割れるので、鋭利なり、犬が食べると、口内、喉、内臓を傷つけるおそれがあり大変危険です。
あげる際には骨は全てきれいに取り除くか、骨の無い部位をあげましょう。
症状:口内、喉、内臓損傷、など
まとめ
基本、わんちゃん用のドッグフード、わんちゃん用のおやつだけを与えていれば何も心配することはないのですが、部屋の中、お散歩中の誤飲に注意が必要なのでメジャーで危険、注意が必要な食材をあげましたのでしっかり管理しましょう。
今回記載しました一覧はあくまでメジャーな食材なので、これら以外にもNGな食材は星の数ほどあると思います。
特にお散歩中の誤飲には注意が必要です。
人が食べてもNGなものがたくさん転がってますので要注意です。
ちなみにとらちゃんは、藤の花の種を食べて嘔吐、下痢しました。
嘔吐したものの中から藤の花の種がでてきて気がつき、調べたらやはりNGでした。(人間もNG)
みなさまも細心の注意をしてくださいませ。
今回、以下のサイトからかわいいイラストを使わせていただきました。
感謝、感謝
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